飼うにあたっての注意 飼うのに何が必要か、は検索で分かりますが、お金が掛かるので、私は迷い期間に、じわじわと買い貯めておきました。猫をお迎えする時は、医療費などの支払いがあるので、道具まで手が回らなくなり、ついケチり、節約して安いものを購入してしまい、のちのち損をすることになります。 完全室内飼い 猫を飼い始めて一番の衝撃だったのは、犬も猫も完全室内飼いが常識、というところでした。これは郊外へ行くほど守られていないけれど、猫が病気になったり、猫を放し飼いにしたら、必ず外でも排泄をするでしょうし、交通事故も怖いです。また、動物嫌いの人が、特に日本は多いようなので、無駄な忌み嫌われは避けた方がよいです。 完全室内飼いのためには、家によっては扉を二重にしたり、ここから先は猫は行けないなどの掟を作らないといけません。 犬について。犬も今では大型犬ですら室内飼いだそうです。これが納得出来なくていましたが、フィラリアのことなど知り、ようやく分かりました。こうなるとある広さがないと中型以上の犬は飼えなくって、高嶺の花ってことです。 餌 餌は、スーパーで売っているので、それを買えばよいのか?ダメです。 日本の動物文化はとても遅れていて、人間が食べられないもので作っておけばよい、という考えらしいです。ところが、欧米諸国は猟なんて趣味もあって、特に犬は人間の親友らしいです。ですから餌には気を配り、医療研究も進んでいて、犬にはいろんな病気があります。猫には病気が少ない、これは単に研究が進んでないだけのことです。 話を餌に戻すと、何でも国産の方がよいから、猫の餌も国産、と思ってはいけなくて、外国の方が基準が厳しく、時折名の通った餌が全品回収になったりもします。ですから、餌は通販なら「プレミアム」のところから選び、プレミアムでも格安は賞味期限などが心配だから買わないようにします。国産でも頑張っているものが出始めました。 一見これらは値段が高い、でも病気で医療費が掛かるのに比べれば、よい餌で健康に生きてくれた方がよいのです。また、今の餌は調合してあるので、特に缶詰を与える必要もなく、我が家は小缶の1/4を毎日上げますが、それも残すし。与える量も表示があるので、その範囲で置けば世話いらずです。我が家は1回に食べる量が少なく、何度にも分けて食べていますから、置きっぱなしです。 トイレ 思うにシートが1番よさそうですが、シートを敷いておくスペースがないので「システムトイレ」と付属のシート、そしてスノコの上はペレットです。ここでも安いトイレを購入すると、がぜん掃除が大変になって、衛生面でも問題があります。ただし、お腹が緩い猫の場合はおからの猫砂にするしかないのでしょう。この場合、トイレ本体は安くなります。 あとは 水を絶やさない、犬猫にとって水は大事です。体内で作らないものは補給しなければなりません。栄養素の中でもそういうものがあって餌に仕込まれています。自分で作る、残飯で済ます場合は、よほど気をつけないと猫は病気になります。大敵は塩分よね。あとビタミンの数種。 里親様からの相談で多いのは、ご飯を食べたらお腹を壊しました。で、これはスーパーの餌が悪い。ご飯を食べません、排泄ありませんの場合は、馴れてくれば空腹になったら食べます、そして出ます。 里子選びの注意 もちろん好みで年齢・色・♂♀など選びます。私は境遇で選ぶのですが、1匹目から、きちんと選ばないといけなかったのです。これは大失敗でした。 理想は複数飼い: まず、我が家は先住猫が一人っ子時代を長く過ごしてしまったことが間違いで。 それ以前に、仔猫時代をどう過ごすか、集団の中の方が後々よいことになります。それで、思っているのはこうです。 まず、保護団体で集団生活をしている成猫をお迎えする。仲良しふたりもよい。仔猫がほしければ、その後にする。 保護団体にも色々あるのでブログなどでよく観察します。それぞれに特徴がありますが、大事にしてくれている団体がよいです。団体には、シェルターを持っている団体と、会員たちが自分の飼い猫の中に、里子に出す猫さんが混じって猫修行をする団体があります。どちらも共同生活を学べます。 それで、私は保護団体のよさが分かりまして、保護団体からお迎えしたらとお勧めします。 また、好みと同時に、まずは保護団体の方々の意見を聞いてみる。この猫がお勧めとか、この猫はこういうことをしますとか、それから、シェルターや譲渡会でゆっくり坐って過ごして、自分と相性の良い猫を見極めるのです。 そして、その猫と、その猫の友人をお迎えする。 これが理想型ですが、猫は環境で変わるようで、仲良しが環境の変化で一方が他方に当たったりするすることもあるようです。 いざ決めて申し込んだら、すでに他の家へ行ってしまったということもあります。これは結構ガックリ来ます。 迷っていると半年くらいすぐ経ちます。まず、目指す猫を数匹、ブログでよく観察しておけば、決めるのに時間を費やしません。不思議とお迎えしたいお話って重複しますから、目前で他の里親様へ行ってしまうこともあります。 猫との生活の最初 「猫が馴れてくれません」という里親様があります。お迎えしたらどうしていますか? 保護団体ではケージをお貸しするところもあります。2段ケージに入れて、親交を深めます。 ケージには、トイレを入れて、トイレのお世話をします。なるべくウンを発見したらすぐ取って上げます。トイレ掃除も毎日欠かさず。システムトイレならおしっこの掃除が週1回+αで済みます。砂なら毎日取って上げます。 餌も決まった時刻に朝晩上げます。 この交流を2週間続ければ、出たくなる猫もいて出してみます。ケージはすぐたたまないで隠れ家として置いておきます。そのうち室内で落ち着く場所が出来たらケージはいらなくなりますが、あるとよい猫もいます。災害など考えるとある種あった方が安心かも。 でも猫は、餌を食べ、トイレへ行く、は必ずしますからあまり気にしないで待つのがよいです。猫を飼おうか、と迷っているあなた、たくさんの成猫が保護団体で幸せな出会いを待っています。
by ihibou
| 2014-04-20 10:22
| 猫
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文治 シェルター推定年齢は2011年に10歳以上、獣医さんの見立てでは5〜7歳 オス 2011年8月福島県小高の商店街(東町)にて保護 2015年2月16日「アニマルエイド」より譲渡 甘えん坊 超穏やか系 5kg 残念カリシ、その他は健康優良児 静(しずか) 推定では2014年晩秋生まれ メス 2015年9月26日朝、浜松市内にて「猫と暮らす会」のご助言を頂きつつ、素手でTNR目的で捕獲 翌日飼うことになり東京へ車で移送 甘えん坊〜膝乗り等積極的に甘える 先住猫を殴る 食欲旺盛 3.75kg カテゴリ
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