ゴマ次郎君について

ご親切にも、ゴマ次郎君が甲状腺亢進症であることから、餌をくださるというご連絡を受けました。ところが、このところの猫たちのバイキング的なお食事摂取状態に四苦八苦したり、未だに手をつけていない年末調整への恐怖など、落ち着かなくて、なかなか亢進症のお食事について調べもしないでいました。
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で、ようやくネットで簡単に見回したら、勝手に引用すると、
「キャットフードの中に、猫の甲状腺機能亢進症に特化したフードが発売されています。フードに含まれるヨウ素の量を非常に低く制限しており、甲状腺機能亢進症の猫の症状を緩和させる効果があるとされています。内科療法や外科療法に比べると、副作用や合併症といったリスクがありませんので、猫に負担をかけずに治療することができるでしょう。実際に私も治療で使うことがあるのですが、今のところ、治療効果は良いと考えています。」とありました。

餌を下さるという方も、腎ケアなど腎臓の療法食が優先ですね、と仰せで、ご丁寧にご心配いただき痛み入りました。

ゴマ次郎君には、ともかく食べてもらいたいので、ムラ食いでもあるし、今は腎ケアの他に、強栄養の餌、普通に腎臓にも配慮した餌、の3種類を並べています。亢進症の餌は、この餌だけを食べないと、効果がないのでしょうね、ヨウ素が摂取されたらダメなんですよね。

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うちの病院では、ゴマ次郎君に関しては、敢えて病名探しはしていないので、亢進症も「だろう」というような塩梅なのです。痩せてしまった、よく鳴く、というあたりが亢進症的であります。

一旦打ち切り、また後で考えます。

その他の方々。
茶々さんのお食事。痩せているので缶詰を多くしています。彼女はカリカリと交互に食べます。
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静ちゃんは、食欲旺盛で、太る、下痢する、といった猫なので、缶詰は少なく与えて、食べ終わった器へ、ダイエット食のカリカリをひとつかみ補充して、ともかく食べてもらっています。どうせ他の人のお残しを食べますから、それを見越してのことです。
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茶々さんはこうして撫でてもらうのをひとり待ちますが、ひとしきり撫でてもらうと、プンプン怒ってどこかへ去って行きます。
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最後は文治君の寝顔です。よく見えないです。穏やかな猫です。
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by ihibou | 2017-02-25 23:32 | | Comments(0)
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