優しき家で夜が明けた

優しき家に到着して2日目の朝は、一体何時頃起きるのが妥当なのか??これ、日本なら分かるけどね。で、現地はすでに仕事が休みになっているのでみなさんゆっくりでよいらしいです。
私たちが泊まった部屋は、2階の窓が開いているところ。
優しき家で夜が明けた_f0218416_19443653.jpg
上の写真では、1階のベランダにかなり大きな犬の「まゆみ」が坐っています。この犬です、大きいです。ベベの顔をしっぽで撫で殴っている感じでした。
優しき家で夜が明けた_f0218416_20081288.jpg
猫もいますが、この寒空に平気でお外猫をやっています。人がいなくなると家に入って来るようです。一度だけ入ってきたよ、と呼びに来てくれたので、ご対面し触りました。あとは2回歩く姿を目撃しただけでした。撫でている写真は後日入手したらここに入れます。

今日は行く前からのお約束だった博物館へ家族全員で行くことになっていましたから、それなりに早く起きないといけないと思いました。

ところが、現地は朝は8時にようやく明るくなるのでした。夕方は4時くらいで暗くなってしまいます。どよ〜んとしているのが冬なのです、しかも小雨がよく降ります。更に街灯はないので夜が明けるまでは真っ暗です。因みに旅行中の天気は、25日と28日だけ晴れでした。

朝、窓を開けたところ。まだ暗いです。でも曇り/小雨でもあります。
優しき家で夜が明けた_f0218416_18354777.jpg
お食事の後は出発となりました。ベベは毛糸の洋服をたくさん作って頂いて、ブーツも買って頂いたようです。すでにスコスコ歩いていて、ご老人問題でベベとの交流が少なかったので進化にビックリしました。
優しき家で夜が明けた_f0218416_18412125.jpg
車に分乗してとてもすいている全線無料の高速道路を走って1時間で博物館に着きました。お付き合い下さらなくてよいです、と申し上げましたが、全員で入りました。私は、入ったとたんに心臓が締め付けられたような感じで、大変嫌な雰囲気になりましたが、そのまま堪えて、パパがいなくならないように皆との中間点に立って、ともかく迷子にならぬよう頑張りました。あ、入る前にワッフル食べましたぜ。
優しき家で夜が明けた_f0218416_18462576.jpg
博物館は、こんな象徴的な外観で、後で分かったことには、この門の下はトンネルになっていて道路が通っていました。
優しき家で夜が明けた_f0218416_18480124.jpg
この門の両側が展示場なんです。
特別展でアルファロメオ100周年の展示もありましたが、そんなところまで見ていられないくらい広いのでした。パパは「これからイギリスへ行くのに、こちらで見ることもなかろう」という諦め方をしていました。
優しき家で夜が明けた_f0218416_18493185.jpg
そう、何を隠そうこんな展示でした。初めはナポレオン風でしたが、
優しき家で夜が明けた_f0218416_18521346.jpg
別のブースにはこんなもんがジャラジャラ。広くて寒いでっす。
優しき家で夜が明けた_f0218416_18550099.jpg
ここにパパだけ置いて、私たちは市の中心部へ地下鉄で移動してクリスマス市を見に行きました。外へ出るともっと寒かったです。小雨も。でも誰も傘はさしません。
優しき家で夜が明けた_f0218416_18590247.jpg
後ろを振り返ると、デカい、デカ過ぎる。
優しき家で夜が明けた_f0218416_19000143.jpg
ベベを囲んで。大家族が世話してくれているので、新パパママは世話いらず。
優しき家で夜が明けた_f0218416_19002292.jpg
地下鉄を降りて地上へ上がると、もう、そこはクリスマス市だった。
優しき家で夜が明けた_f0218416_19024322.jpg
その辺に観覧車やメリーゴーランドが簡易施設で出ているが、後者など猛スピードで回っているのだ。市の内容は、うちの近所のよりはきれいで、出ているものもあまりいかがわしくないように思えましたよ。しかし、手を出すほどのものはなかったす。唯一サラミを購入。写真奥の白いのが積み重なっているけれど、これがサラミです。
優しき家で夜が明けた_f0218416_19060007.jpg
別の一角。まだ乗る適齢者がいない。
優しき家で夜が明けた_f0218416_19084458.jpg
随分歩いて、この左を曲がって奥の店でポテトを食べました。
優しき家で夜が明けた_f0218416_19115736.jpg
が、こんなに箱から溢れて。メニューの中には、太目のフランスパンを半分にして、間にポテトを山盛りにしたのもあって絶句。しかも、右の黄色い缶の中身はソーダ紅茶で甘いの。
優しき家で夜が明けた_f0218416_19125081.jpg
ここからもう少し行くと、1番大きな広場で、キリスト生誕の現場再現に生きた子羊も展示されていました。ほとんど現地人なのにご注目下さい。キリスト教の週なのでこうですが、ふだんだと移民がたくさん歩いているそうです。ツリーの横に藁葺き屋根も少し写っています。左奥の角から2件目がGで、左の路地は全部チョコレート屋でした。
優しき家で夜が明けた_f0218416_19165960.jpg
教会も多くて広場を見渡すと何処かの方角に必ず教会がありますが、必ずしも開いているわけではないのです。完全に閉鎖されている教会も多く、開ける日が決まっているような教会もあります。しかし、オルガンはあるんだろうから、日本人でオルガンを音大でお勉強した人は、こちらで住み込んだら朝から晩まで存分に弾けそう。
優しき家で夜が明けた_f0218416_20214358.jpg
チョコレート屋はみんなこんな感じ。
優しき家で夜が明けた_f0218416_20203231.jpg
何処の店にも寄れなかったので、ねえちゃんは「ねえママと見物して来てもいい?」と聞いてくれていました。でも「何年ぶりかで家族全員で外出しているから」と言われていました。そうね、こんなに大きくなったのだから、そういうことなんだね、と思いました。博物館のパパを拾ってみんなで家に帰りました。

1日目の夕食はパパさんが2日目の夕食は、妹さんの彼氏が作ってくれました。2日目も遅いお食事でした。すでにママさんは疲れていると拝察しましたが、明日はクリスマスですから、準備もあることでしょうし、あ〜大変そう。
朝晩の8時だったか教会の鐘が鳴ります。うまく行ったら音も載せます。
優しき家で夜が明けた_f0218416_20274202.jpg

お食事は、チーズとジャガイモが基調です、そこにソーセージやハムなどの肉類。野菜はハーブたっぷりで炒めたりするかな。どろどろではなくさらさらのグラタンの大きなものとか。それとビールやワイン。ビールは一様においしかったです。大体修道院で作っています。日本で買うと高いですが、今の時期なら常温で飲んでもおいしいです。たくさんの量を飲むのではなく、ちょっと水を飲む感覚でコップ1杯を飲む感じでした。朝は、夕食の残りがそのまま出ますからパンに挟んで食べられますが、彼らは、チョコレート味のピーナッツクリームをたっぷり塗ってたべていましたね。お菓子は四六時中つまんでいますね。凄いわ、こりゃ。









by ihibou | 2014-12-23 23:49 | 趣味 | Comments(0)
<< 優しき家の3日目 出発の日 >>