ところが、深夜0時を過ぎると、声なき声でニャアニャアと鳴きました。いつまでも同じ方向で寝ているのはよくない、とパパが言うので、逆向きにして、用意していた足を伸ばしても身体が全部乗る段ボールの上に載せました。すると、苦しがって吐きました。吐いたものは、昨日の朝の強制給餌分でした。丁度頭を載せていたタオルの上に吐いたのでほっとしながらそれを捨てて、新しいものに変えました。 実は、もう昨夜は元気がなくて、パパが帰ったら先生のところへ点滴の針を頂きに行かなくてはいけなかったのに、私は「もう点滴もしない」と決めていましたから、行かなかったわけです。ですから、こうして動いたり鳴いたりするしおちゃんに点滴が必要になったのは0時過ぎってことで !! ここでとーさん登場。彼は、実験装置を作るくらい平気なので、古い点滴針を分解して、古いホース部分を付けて「臨時針」を作ってくれました。多少、継ぎ目から漏れましたが、そこはタオルで吸いながら、250mlを入れることが出来ました。200mlははいったと思います。 それからしおちゃんは、自分で寝る位置を変えたりして、すこしオコタにはいった状態で消灯。 朝です。自分でオコタに身体を突っ込んでいましたので、温かくてもよいと分かり、正式にオコタに段ボールごと突っ込みました。半分はイブーchanのために空けてありますが、入るかなぁ彼女。深夜は、いつも三段ベッドに入り込んでいますけどね。 私らは9時半に出発し、法事の後、ホワイトデイの3倍返しを赤坂で喪服で購入し、それからドラッグストアへも寄り、オブラートを購入し、獣医さんへ行って点滴と針も頂きます。ただし、しおちゃんは食べていないので、内臓がどうかなってしまっていると思われます。しかし、車なので病院へ連れて行くかなぁ、パパと相談してみます。 追加記事です:今は手短に 午後5時からの診察に、パパの車で行きました。凄く遠回りしないと行けません。しおちゃんは寝そべったまま大きな段ボールに乗せて行きました。聴診器を当てたり、体温を測ったりしましたが、何もかもかすかで、でも、真面目な先生に診て頂けてよかった、それから大先生がいらして、頭を下げてもう出来ることはありませんって。おうちで静かに看取ります、ということで連れて帰りました。 よい先生に診て頂き、よかったです。 訃報 夜8時頃、しおちゃんは逝ってしまいました。丁度食事の用意をしたり、ま、色々あったので人間のことでワサワサしている中、静かに逝ってしまいました。7時頃から断続的に撫でていましたが、時折ガコンと身体が動いていましたが、そのうち静かになったのでその場を離れたのです。きっとそれから静かに静かに逝ったようです。手を伸ばしていましたが、最期は胸のところで曲げて揃えて亡くなっていました。 これまでのご支援誠に有難うございました。
by ihibou
| 2014-03-08 21:08
| 猫
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Comments(8)
しおchan、良かったーーー(/ _ ; )
DokiDokiしながらブログを見ました。 きっともう少し、みなさんと過ごしたいんですね。 それにパパsanが帰って来てくれて良かった! いろいろお世話は大変かと思いますが、頑張って下さい。 しおchanが苦しかったり、痛かったり、しないように祈っています。
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かにさん
at 2014-03-08 22:03
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ihibou at 2014-03-08 22:34
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ihibou at 2014-03-08 22:40
かにさん
ご無沙汰しております。コメント有難うございます。「あっ」と言う間に最終章まで来てしまいました。小さな猫はあっという間ですね。 今、にいちゃんがお別れに来ました。明日は、ねえちゃん夫婦が埋葬につきあってくれます。みんなで送れてよかった。 明日の譲渡会のご成功をお祈りしてます。
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アンチョビレ
at 2014-03-08 22:48
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病院を退院してお家に帰ってから、なんだか元気が出たようなので、少し胸を撫で下ろしていたのですが…。
しおちゃん、優しいお家に来れてよかったね。 これからも、みんなとみんニャを見守ってね。 虹の橋の向こうでは、たくさんのお友達が待っているから、向こうでも楽しくやってね。 ihibouさん、お疲れ様でした。 悲しくて淋しい時間がしばらく続くかと思いますが、身体を少し休めてくださいね。 これまで私にもしおちゃんの時間を分けてくださってありがとう。
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ihibou at 2014-03-08 23:11
アンチョビレ様
ちょっと草臥れたな、と思っていたら逝ってしまいました。物わかりのよい猫だったので、見破られたかという思いが強いです。これからは、遺された弟と、最期まで寄り添ってくれた彼女が、どんな風になるのか、それが心配です。しおちゃんを見守って下さって有難うございました。
しおchan、お空に行ってしまったんですね・・・。
でも、家族が居る中、苦しまずにそっと旅立つ事ができて良かったです。 それに家族が集まれる週末を選んで旅立って。 本当に良い子!ですね、しおchan(/ _ ; ) ihibou-san、きっとお疲れが出るでしょうから、どうぞゆったりお過ごし下さいね。 ごまchan、大丈夫かな?寂しいですね。
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ihibou at 2014-03-09 10:40
nojinyan様
そうなんです。お空です。 どうも飼い主は希望的エゴに動かされ易いものらしく、ちょっと最後がね、先生にもご迷惑をお掛けしました。でも、診断が出ると心構えが出来て、私にとってはよかったんです。 また、しおちゃんは抱っこが苦手でしたから、腕の中で息を引き取るなんてことはあり得なかったし、私が撫でると目を開けたので、テーブルの下で我慢して居るのだからこれでよかったのだ、と決めました。朝、シニア2名はそれぞれに「あれ?」と佇んでいました。
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文治 シェルター推定年齢は2011年に10歳以上、獣医さんの見立てでは5〜7歳 オス 2011年8月福島県小高の商店街(東町)にて保護 2015年2月16日「アニマルエイド」より譲渡 甘えん坊 超穏やか系 5kg 残念カリシ、その他は健康優良児 静(しずか) 推定では2014年晩秋生まれ メス 2015年9月26日朝、浜松市内にて「猫と暮らす会」のご助言を頂きつつ、素手でTNR目的で捕獲 翌日飼うことになり東京へ車で移送 甘えん坊〜膝乗り等積極的に甘える 先住猫を殴る 食欲旺盛 3.75kg カテゴリ
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