緊急!!
政府は、福島第一原発から20キロ圏内の南相馬市、双葉町、大熊町、富岡町、浪江町などの一部に対し、22日の深夜0時に警戒区域の指定を行う方針を決めました。 首相官邸へ、22日以降も動物レスキューの20km圏内での活動を許可し、継続してレスキューおよび餌の配給を行えるようお願いのメールを送って下さい。20km圏内の動物はまだまだたくさん(家畜は少しなんですが)生きています。 →コチラ 官邸HPの上段に「ご意見募集/FAQ]という欄があるのでクリックして書いてください。 付記 警戒区域立ち入りには10万円以下の罰金などが科せられる。枝野氏は会見で罰則規定について「地域以外の方が入れば、法に基づき厳しく対応したい。住民の皆さんには、強制措置を取らないで済むよう理解いただきたい」と述べた。とありますねえ。~毎日jp 付記の付記 環境省で何か動いているそうです。早くしてくれ。 ちゃねこさんは元気らしい 20km圏内立入禁止の話を聞いて、「福島原発からの距離を地図上で調べる」→コチラ を使ったら、橋本町は25.7kmだったかな、20kmからちょっとだけ外れているのです。ミライさんもそう仰っていましたけどね。それで、自由猫、ちゃねこさんは、どうしているか気になり始め、ミライさんに言っても心配がつのるばかりなので、言わないで、と。 更に、20kmのちょっと外側が、今後どうなるのか、色々調べても不明でした。 20日に原町のハスキー犬を引取るという上尾で頑張る「アニマルエイド」さんにメールしました。すると携帯電話が夜になってかかり、「やります」とのお返事。自由猫であること、餌を上げている人がいるならそのままでもよいことをお伝えしました。ゴチャゴチャとうるさい奴、と思われたと思います。何せ、アニマルエイドさんは、現地と往復して実際に犬猫を救っていらっしゃるわけですから。 →コチラ ドキドキして「早まったか、20km圏内ではないのだから」などとチマチマ考えましたが、昨夜今朝とアニマルエイドの「事務局日記」を覗いていたら、こうでした。 橋本の猫には会えなかったけれど、餌をたくさん置いてきた、近所で残っている人が餌を上げているらしい、と分りました。 1番よい形だったかも。せっかく餌を上げている人がいるのに、取り上げたら人も猫も不幸でしたから。スレスレセーフの場面でしたな、はは。もしも捕まっていた場合ですか?上尾へ引取りに行って、病院で見ていただき、出来れば去勢し、お話によっては、また橋本へ返したかもしれません。もちろん、自分で行くんです。 これで2度、ちゃねこさんを飼いそうになりましたが、立入禁止区域が20kmのままで付近に人が住んでいるなら、このままとします。今回「放射線と犬」も読みました。 →コチラ ニュースなのでそのうち消えるでしょうから、Moreに転記しました。 我が家~昨夜の出来事から フーッ、シャッシャ、と怒るミミ。カウンターの上にいます。 nifty ニュース速報より転記 2011年3月23日(水)8時0分配信分 この度の震災による福島原発の事故の影響は、ここ数日間で全世界を駆け巡り、先日の食品からの基準値以上の放射線の検出により放射線への風評はさらに加速した。 原発事故現場とその周辺からの情報に臨場感を抱き、あたかも全国民が漏出した放射線下にあるような印象を与え、人々は日常生活に不安を感じ始めた。 また、犬の飼い主達からも不安な声があがりつつあると聞き、私はむしろ、これまでうやむやになりそうだった放射線問題と私達が向かい合う機会を改めて与えられたように感じ、今回の放射線漏出の影響について、日本動物高度医療センター放射線科科長・夏堀雅宏獣医師のご協力を得て、ここにお話しすることにした。 まずは、放射線の一般的な性質について(すでにいろいろな報道で耳に入っていると思うけど、おさらいのつもりで)。 今問題の原子力発電所の原子炉から大気中に放出された放射性物質であるヨウ素とセシウムは、大気を通じて放射性降下物(フォールアウト)として地表に降り注ぐ。また、水に吸着・溶解しやすい性質を持つため、雨や今回の原発現場のように放水によって大気中の放射性物質は地表への降下を促進される。 降ってきた放射性物質は地表の他、そこに居合わせるもの達の、主に体表や衣類に付着し、「外部被ばく」の原因となる。水に吸着・溶解しやすい性質であるため、体表面や衣類に付着したものは比較的容易に水等で洗い流すことが出来る一方で、大気中に存在する放射性物質は一定量は呼吸や飲食等を通じて体内に取り込まれることを完全に避けることができない。 体内に取り込まれれば「内部被ばく」の原因となりえるが、今回のケースでは事故現場周辺にでも居合わせていない限り、現状では無視できるレベルとのこと。この先は事故現場周辺をのぞいたその他の地域であることを前提に話を聞いた。 「日本の環境中の空間線量率(自然放射線)はおおよそ0.04-0.1μSv/h程度であり,トンネル内など特殊な環境を除き,1μSv/hを超えるようなことはありません。これら生物学的影響が生じる線量よりもはるかに低い値です。私たちは日常生活で平均的には年間2.4mSv程度、医療による被ばくを考慮しても平均4mSv未満程度を被ばくしているとされています。つまりこれまで私たちは何もしなくても、生きているだけで毎日7-8μSv程度の被ばくを受け続けてきたわけです。これからも、おそらくそうでしょう」 たしかに、被害を懸念するならば、まずはこれまでの状況を知るべきだろう。それをしなければ、それぞれの県で日々公開されている測定値などを見ても程度の判断が出来ない。 さて、次に気になる愛犬への影響について夏堀獣医師に聞いた。 「現在一般に放射線に対する感受性には人と動物で大きな差がないことが示されており、被曝の種類・年齢によりガンの発症率は変わります。しかしこれらは広島・長崎やチェルノブイリでのヒトのデータによるもので、動物が被ばくすることでガンの発症リスクが上昇するかどうかということは調べられていません。犬や猫が、ヒトと同じ確率でがんを発症するのであれば、がん発症前に寿命が来てしまうので、その影響を調べることに意味がないという仮説があります」 余談だが、同じことを私も母校の放射線科の先生から聞いていた。ヒトの被ばくの蓄積によるガン発症への影響は10年以上の潜伏期間をかけて現れる。そのため、日常において最も被ばく量が多いとされる放射線従事者は,その被ばくおよび健康診断の記録が永久に保管されなければならない。これを犬の寿命と比較してみると、愛犬への懸念がどのようなものであるか分かるだろう。 じゃあ犬ならどんなに被ばくしても大丈夫か?というと、それでも疾患率は被ばく量に比例するのはヒトと同じとされている。しかし、被ばくによって脱毛や発赤・壊死などの症状が現れる「確定的影響」を与える放射線量と、ガンの発症率を上げる「確率的影響」を与える放射線量は、現状で報告されている環境からの測定放射線量とは6桁(10万倍)程度異なる。県が公表するその日の測定放射線量の単位をよく見て、「/h(=1時間あたり)」のものならば24をかければ1日量、さらに365をかければ年間量となるから自分で電卓をはじいて計算してみるといいだろう。ちなみに1ミリシーベルト(mSv)は1000マイクロシーベルト(μSv)。 資源エネルギー庁の「日常生活で受ける放射線と人体影響」によると世界平均(宇宙・大地・食物・空気中のラドンから)では2.4mSv/年、全国で一番高い年間放射線量(宇宙・大地・食物摂取から)は1.19mSV/年(1988年の調べというから少々古いかもしれないが、まあ当時はそうであったということで)、これらを1時間に換算すると世界平均0.27μSv、全国最高は0.21μSvとなる。 文部科学省が公表している「福島原発の都道府県別環境放射能水準調査結果」を見る限り、3月15日から16日にかけて一時的に首都圏でもこの最高値を上回ったのをピークに、その後現在まで規模は徐々に縮小している。 「現在では、原子炉から30kmを超えた地点で気を付けなければならないほどの高濃度の環境汚染は見つかっていません。このため、放射線防護に特段の注意は不要です。現状では日常生活の継続で十分です。被ばくの恐れはありません。現在、放射性物質は外部環境に大量に飛散してる状況ではありませんので、散歩や外出を控える必要は全くありません」 念のために、体内に入った放射性物質を除去する方法についても聞いてみた。 「体内に入った放射性セシウムや放射性ヨウ素は,主に尿中から排泄されますが,それでも細胞内に取り込まれてしまった場合,それを直ちに除去することは困難です。極端な量を摂取した場合、応急処置が考えられますが、現在のようなごく少量ではその予防策もありません。したがって安定ヨウ素を服用してもその意味はありません。むしろ、安定ヨウ素の服用で下痢などの副作用が出るかもしれません。私たちは生まれながらにして放射線を浴び続けています。体内には除去できない放射性カリウムがあり、そのため、少なくとも平均的に体重60kgあたり毎秒4000回の放射線にあたっています(内部被ばく)。これ自体は健康にはまったく問題にならない量です」 体内では放射性物質から放たれる放射線により細胞のDNAが傷つき、また水が分離されて活性酸素(フリーラジカル)が生じる。活性酸素により細胞の代謝が滞る。日常的に放射線を浴びながら暮らしていることを自覚し、それでもなお心配ならば、これまでにも紹介した活性酸素に対抗するための抗酸化効果のあるビタミンCやEなど、放射線問題に限らずもう一度見直してもいいかもしれない。 そして日常生活の継続、これは犬にとって最も大事なことである。被ばくを懸念し、取るに足らない問題に過敏に反応する飼い主の態度や行動を犬も感じ取る。これでは地震によって愛犬が受けた心のトラウマにさらなる追い討ちをかけるようなものだ。それよりも出来るだけいつもの生活を送ること、散歩にも出ること、いつもの友達にも会うこと、こんな時こそ心がけたい。
by ihibou
| 2011-04-21 13:07
| 猫
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文治 シェルター推定年齢は2011年に10歳以上、獣医さんの見立てでは5〜7歳 オス 2011年8月福島県小高の商店街(東町)にて保護 2015年2月16日「アニマルエイド」より譲渡 甘えん坊 超穏やか系 5kg 残念カリシ、その他は健康優良児 静(しずか) 推定では2014年晩秋生まれ メス 2015年9月26日朝、浜松市内にて「猫と暮らす会」のご助言を頂きつつ、素手でTNR目的で捕獲 翌日飼うことになり東京へ車で移送 甘えん坊〜膝乗り等積極的に甘える 先住猫を殴る 食欲旺盛 3.75kg カテゴリ
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