二子玉川いぬねこ里親会見学

6月27日(日)午前の部です。

私は、6月に川崎富士見公園のシェルターへ行ってみましたが、今度は比較的近い二子玉川いぬねこ里親会にお邪魔しました。「二子玉川いぬねこ里親会」は、茨城県でおひとりで保護活動をなさっている方のいぬねこさんを、多摩川の河原にお迎えし、里親になりたい人たちが会いに来る場を作る、というのが主な活動です。毎月最終日曜日(雨天は翌週へ延期)に開催、この日も十数人のボランティアさんがなさっていました。若い方々が多く、驚きました。卒業したワンちゃんも遊びに来るそうで、確かにそういう環境が整っていました。

午前10時ごろから、テントを張って、鎖を地面に打ち込み、間隔をあけてワンちゃんを繋ぐのですね。準備をしているところにワンちゃんが到着しました。檻に入った小さなワンちゃんたちを見ただけでウルウル来ます。
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ワンちゃんに記号入りのバンダナを巻き、白板に名前年齢雌雄などを書き込みます。受付も作ります。ワンちゃんそれぞれに河原を探索させます。そうこうするうちにすぐ12時。打ち合わせをして「私語はつつしみ、気を引き締めて事故のないよう」と緊張の瞬間です。ここで私は帰ったのですが、「生き物だから大変だ」なんて同じことを繰り返し思いながら土手を登りました。

そう、この会の開催場所の環境は抜群です。丁度、小さなお子さんを遊ばせる小川が作ってあるところで、売店やトイレも近くにあります。希望者は、付き添い付きで、河原をワンちゃんと歩くことも出来ます。丁寧に考えて運営されています。
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今回は、十頭ほどのメスのワンちゃんだけでしたが、メスのワンちゃんにオスのワンちゃん1頭、ネコちゃんも車の中で静かにしていたようです。で、私は、ワンちゃん2頭と交流し、ベロベロなめてもらい、どろの足型ハンコもズボンにもらい、意気揚々と引き上げました。優しい目をしたよいワンちゃんたちで、全員がテントの下に繋がれたところへ保護主さんが近寄った時は、みんな一斉に小さく甘えた声を出しました。感動。相当辛い目に遭ったワンちゃんもいるようでした。

主な活動は上記ですが、当然、この活動に付随するたくさんの作業があります。また、里親さんのところからワンちゃんが逃げてしまったら捜索に協力したり、茨城県の収容施設の修復募金を呼びかけたり、もちろんHP、ブログ、mixiでポリシィを説明し、里親を募集し、フリマなどの呼びかけもしています。

☆本来垂れ下がるべき植物が、今年は垂れ下がり始めました。これまでは下がらなかったのです。
by ihibou | 2010-06-28 09:27 | 保護活動見学など | Comments(0)
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